小さな目標を決めて実行することは、長く介護の仕事を続けるコツの1つである。介護の仕事に限らず、あらゆる仕事において長期的に継続するためには、常に目標を立てたり将来のビジョンを明確にしたりしておくことがとても大切だ。
目標をクリアしていくことができれば、仕事のモチベーションの維持に繋がる。さらに、これから介護士としてどのような人生を歩んでいきたいかの指針にもなる。そのため、設定する目標は壮大なものよりも比較的早めに達成できるものを選ぶのがおすすめだ。短い期間で達成が可能な目標を立てることで、モチベーションを維持しやすくなる。
2つ目は、自分だけで頑張りすぎないということである。介護の仕事は1人で行うこともありますが、基本的にはチームプレイとなる。そのため、なにか壁にぶつかったときは、自分1人の力でなんとかしようとするのではなく、周囲の人間に力を借りるようにすることが大切だ。互いに協力しあい支え合うことで、長く仕事を続けることができる環境を作っていくことができる。
そして3つ目は、プライベートの時間を大切にすることだ。仕事とプライベートのオンオフの切り替えをしっかり行っていればメリハリが出て、仕事を長く続けられるマインドを育てることが可能となる。
特にストレスケアは重要で、仕事のない日は仕事について考えないなどの工夫をすることでストレスが自然と発散される。モチベーションを下げる要因を減らし、長期的に継続できる気力を保ち続けることができるようになる。